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Grasp! Vietnam

職場でよくある悩み別「今年の目標」のおすすめを紹介

更新日:2020年8月20日



みなさま、こんにちわ。


ベトナム的年末年始突入ですね。


いい機会なので改めて「今年の目標」をたててみませんか?


今回は、田坂広志さんの著書

で紹介されている、仕事のプロとして成長を続けるための「7つの技法」を、

日常的な職場での悩みの解決策として紹介していきます。


長期休暇中のほんの数分だけ、

日頃のダークサイドに目を向けて、

新年を心新たに迎えてみませんか?


職場の悩み

上のチャートの「心のつぶやき」聞き覚えありますか?

この「心のつぶやき」は、仕事のプロとしての成長を妨げる「壁」を表しています。

矢印の先は「壁」を乗り越えるための具体的な「技法」です。

どの「技法」も毎日続けてやっと成果が現れるものばかりです。


今の自分の課題の解決につながる技法の実践を、今年の目標にしてみてはいかがでしょうか?


この先は、「成長の壁」と「解決策としての各技法」を紹介していきます。

自分に関係のありそうな項目を選んで、読んでみてください。


 

【心理推察の技法】


「感情の壁」

職場の人間関係は誰でも悩むものですよね。

周りの人を責めたくなるところですが、少し自分自身にも目を向けてみましょう。

あなたは、自分の感情に支配されて、周りが見えなくなっていることが多くないですか?

すべてのビジネスは「人間の心」を対象とした営みです。

どんな仕事でも周りの人の共感・賛同・協力を得られなければ成功しません。

協力を得るには、人の心の動きを理解する必要があります。

今ぶつかっている「感情の壁」を超えるために、次の技法を実践してみましょう!

「心理推察の技法」

日々の業務のなかで、周りの人「心の動き」深く読む習慣をつけましょう。

「さっきの会議中、〇〇さん何か言いたそうだったけど、

□□さん押し強いから言うのあきらめたのかも。〇〇さんにふってあげればよかったかな。」

という風に、周りの人が発している「心の動き」を察知するようにします。

人の心の動きを理解するには、まず自分の心の動きを観察して理解することが大切です。

他人の心を推察できるようになると、自分の行動が変わり、関係がよくなっていきます。


 

【反省の技法】


「経験の壁」

日々の仕事がちゃんと進んでいると、しっかりできている気持ちになりますよね。

なのに「いつも同じ仕事しか振られない、昇進もない」のが現実だとしたら?


あなたは、仕事のやり方がワンパターンになっているのかも知れません。


いつも同じやり方を続けると、それなりに仕事は進みますが、改善の余地には気づかなくなります。

今の自分に足ない仕事力は、日々の仕事の失敗やミスを認識し改善することでしか得られません。


レベルアップのために、次の技法を実践してみましょう!


「反省の技法」

仕事経験の直後と深夜に振り返る習慣をつけましょう。


◯直後の具体的な反省対話

ひと仕事終わったら、直後に同僚や上司と反省会を開きます。


自分「私のプレゼン、わかりやすかったかな」

同僚「最初の概要はわかりやすかったけど、後半の技術説明は?な表情の人が多かったかも。」


このように具体的に「スキル」や「人の心の動き」を話し合いましょう。


◯深夜の反省日記

夜には日記を書きましょう。

その日の仕事の「スキル」「人の心の動き」だけでなく「自分の心の動き」も正直に書きます。


「私がプレゼン中、〇〇さん納得していな顔をしてた。

それを見て私もイラっとしてつい強い口調になってしまった」


こうすることで自分の姿が客観的に見えるようになります。


自分の改善点が見えてくると、ごく自然に改善行動を始めるようになります。


 

【自己観察の技法】


「エゴの壁」

「人から褒められたい、周りから評価されたい、人よりも上でいたい」 これは人間だれもが持っているエゴの感情です。 適度なエゴは向上心を支えてくれますが、限度を超えると人間関係を悪くしてしまいます。 周りと協力関係をつくれないと、仕事で成功する事はできません。 あなた、自分の「エゴ」にどれくらい気づいていますか? エゴは自覚できるようになると、半分以上問題解決です。 次の技法で、エゴと上手に共存しましょう!


「自己観察の技法」

「自分を見つめるもう一人の自分」を育てます。 エゴは抑え込むと逆効果です。見えなくなったからといって、エゴが消えるわけではないからです。

むしろ、自分のエゴを否定も肯定もせずに静かに見つめられるように自覚と静観を繰り返しましょう。 静かに見つめることを続けると、自然と「自分を見つめるもう一人の自分」が育ってきます。


 

【引き受けの技法】

「他責の壁」

失敗やトラブルに直面したとき自分の責任を認めるのがむずかしいのは、だれでも同じです。 ただ、そのまま他人のせいにしていると、自分が成長するタイミングを逃し続けることになります。 人は自分の足りない部分を認識出来ない限り、成長することはできません。 次の技法を実践して、成長の地盤を作りましょう!



「引き受けの技法」

失敗やトラブルを「成長のチャンス」として捉えます。 原因が自分かそうでないかは関係ありません。 「自分に関係のある問題」と引き受けることではじめて、

自分の心を振り返えることができ、成長すべきポイントも見えてくるのです。 続けていくと、なんでも成長のチャンスに見えて来るようになります。


 

【棚卸しの技法】


「学歴の壁」

「勉強ができる」と「仕事ができる」は能力の種類が違います。


◯勉強ができる

=論理的思考力、知識の習得力。本やウェブで学べる専門知識、スキル、テクニック。 ◯仕事ができる

=直感的判断力、知恵の習得力。仕事経験や人を通してしか学べない知恵、心構え、心の姿勢。 今年は学歴のプライドを切り替えて、仕事で成長できるように次の技法を実践してみましょう!


「棚卸しの技法」

経験から学んだ知恵を定期的に振り返ります。 一定期間の成長を具体的に振り返ることが重要です。

「会議の進行、うまくできるようになった」  ではなく、

「この1ヶ月で会議中の時間管理ができるようになったが、会議のまとめはできていない。」 のように、具体的な問題意識を持って定期的に振り返ります。 自分の現状を知ると、もっとうまくなりたいと自然に思えてきます。


 

【多重人格の技法】


「人格の壁」

仕事上の立場や状況が変わると、新しい場で求められるもの。 それは専門スキルだけではありません。その場に合った態度や心構えも求められます。 言わば新しい「人格」が必要になるのです。 あなたは、どんな仕事をするときも、いつも同じ態度や心構えで対応していませんか? 今年は新しい人格を自分の中で育てて、いろんなバージョンの自分を楽しみましょう!


「多重人格の技法」

自分の中にさまざまな人格を育て、使い分けます。 仕事中の自分の様子を思い浮かべ、どんな「人格」で仕事をしているかを自覚します。 次に仕事以外の時の自分の様子を思い浮かべ、自分の「人格」のバリエーションを確認します。 自覚できたら、場に応じた人格の切り替えを実際に行っていき、

十分に育っていない人格を意識的に育てていきます。

例えば、「会議中に、自分の意見はしっかり言えるが、脱線した議論を元に戻せない」

と自覚したなら、次の会議からは「俯瞰できる人格」を意識して参加します。 人格の切り替えが上手な人を見て学ぶのもいいでしょう。 「こんな人格、私にはできない」と思うのは無駄です。

その人格が育たない=その場に対応出来ないままでいるだけです。


 

【私淑の技法】


「我流の壁」

これまで自分なりのやり方で仕事をしてきた人は、

仕事に必要な基本が身についていなかも知れないという自覚があり、

挑戦に躊躇するのかもしれません。 仕事の基本とは、スキルよりも仕事に対する心構えで、それは人からしか学べません。

マニュアルには書いていないのです。 今年は大事な基本を身につけるために、次の技法を実践してみましょう!


「私淑の技法」

仕事上での「師匠」を見つけ、近くで学びましょう。 「師匠」と思える人が周りにすでにいるという事に気づけるかどうかが重要です。

自分の周りを謙虚な気持ちで広く見渡し、優れた人を心の中で師匠と決めます。 その人のすべてを学ぶのではなく、具体的に学ぶスキルを決めます。

「この人のプレゼン力を学ぼう!」などです。 まずは徹底的に師匠をまねてみます。

まねをするなかで見えてくる「できる」「できない」が自分の本当の個性というものです。 なるべく多くの時間を師匠と同じ空間で過ごし、

その人が優れている理由を全体像の中からつかみとってください。 師匠から学んでいく中で、自然と自分の心の中に「もっとも厳しい師匠」が育ってきます。

 

いかがでしたか?

今年の目標にする技法は選べましたか?


仕事生活が充実すると、人生そのものが楽しくなるはず。


良い一年を過ごしましょう!



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