2019.02.15
日本では、今年4月の「働き方改革関連法」施行に伴い「働き方」の議論が活発になっています。
なかでも「ワークライフバランス」については様々な見解が発信されています。
そこで今回は、この「ワークライフバランス」について、Grasp!の考え方をまとめてみました。
これからの時代をしなやかに乗り切るための「働き方の正解」を提案したいと思います。
「ワーク」は仮想敵
人材紹介大手エン・ジャパンが2019年1月に発表した「ワークライブバランス」満足度調査の結果。1,112名から得られた回答をまとめると次のようになります。
73%は「ワークライフバランスが悪い」と感じている
ワークライフバランスの改善法は 1位: 働きに見合った報酬が得られること 2位: 働く時間・日数が適正になること 3位: やりがいを感じられる仕事を選ぶこと
この結果から見えてくるのは、日本では多くの人が「生活に必要なお金を稼ぐために、自分の自由意志に反してやりがいを感じないことに大半の時間を使っている」という実情です。
「ワーク」の定義は「生活費のために他者からやむを得ず与えられているもの」で、その対局にある「ライフ」は「自由な自分である時間」。
「ライフ」を守るためには、「ワーク」と「ライフ」のバランスを考えるという発想です。
「ワーク」は仮想敵なのではないでしょうか。
第四次産業革命で変わる「ワーク」
「ワーク」は第四次産業革命の文脈でもよく議論されています。
第四次産業革命のさなかで、ビジネス・経済・社会・政治は根本的に変容しており、規制のプロセスや制度の調整ではなく新たな枠組みが生まれる時代です。
競争の軸はコスト中心から機能性や革新性へと移り、今後もっとも貴重な資源は「優秀な人材」へと変わります。
また、AI先導型の自動化は、ヒトの仕事、雇用や収入パターンにも変化をもたらします。「AIに奪われる仕事」「AIが生み出す仕事」の議論です。
この流れがすでに起きていることは、世界経済フォーラムがLinkedInを用いて行った調査結果からも読み取れます。
過去5年で、人材の需要は、「伝統的な労働力」から「テック系人材 & 人間力人材」に明らかにシフトしています。
「ワーク・ライフ同期」
この変化の中では、誰しも「しなやかに乗り切って生き延びる」事を理想としていると思います。
そのためには、具体的に何をすればいいのか。
Grasp!は「コミットする対象の転換」がその答えだと考えます。
これまでは、「お金へのコミット」がある意味「正解」の働き方でした。「ワーク」は生活費を得るためのものであり、その間、人は自分の自由意志に反して会社に合わせてきました。
これからの正解は「自分へのコミット」です。自由な自分が行う「ワーク」がビジネス上の価値を生み出していく。自分自身のビジネス上の価値は自分で定義するという発想が起点になります。
☓「自分の自由意志に反してお金にコミット」
○「自分自身にコミットする事でお金を生み出す」
「ワーク」を「ライフ」として楽しむ「ワーク・ライフ同期」
これこそが今の時代の「正解」だとGrasp!は考えています。
Grasp!は「ワーク・ライフ同期」を社員全員で実践する会社です。
ご興味を持って頂けましたら、何でもお気軽にご相談ください!
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