• Ayako Kawata

ベトナム転職のその後インタビュー

最終更新: 2019年7月8日

第3回ベトナム歴6年、43歳男性


ベトナム日系人材業界歴9年目のGrasp!代表・熊澤が、過去にベトナム転職をサポートした日本人の方にインタビューを行います。


ベトナムでの移住・転職後の予想外な変化、今の心境、今後のキャリアなどなど、ベトナム転職のリアル、お伝えします。



Cさんのキーワード

「人脈力」「愛嬌」「バランス感」「レース」



「ベトナムに来た経緯は?」

熊澤

Cさんは今、ベトナム転職2回目ですよね。最初にベトナムに来た理由は?


Cさん

中学校時代にカーレースを始めて以来、25歳まではプロレーサーを目指して活動していたんです。現役レーサーとして活躍しているような人とも一緒にやれるぐらいのところまでやってました。


しかし、レースの世界ってランク上げれば上げるほど莫大なお金がかかる事もあり、潮時と感じて自動車関連・レース関連の業界に就職しました。就職してもレース関係の車両の企画とかレース・イベントの企画運営の仕事だったんですが、リーマンショックでガタっと落ちてしまい、業界を去る決意をしました。


その頃には資金も貯まっていたので、自分で東京都内でお菓子の量り売りの店を始めたんです。1店目は結構順調に売上も上がり、2店舗目もはじめようと。2011年でした。


その2店舗目の物件の契約にサインした3時間後ぐらいに、東日本大震災が起きてしまいました。今となっては、あれが一つのターニングポイントだったとも言えますが、2店目の開店というのはちょっと欲をかいてしまったのかもしれませんね。


なかなか事業がうまく回らず、「さあ、どうしようか」という時にレーサー時代の仲間からベトナム事業を手伝ってくれないかと誘われて。それがきっかけ、ベトナムに来ることになりました。


熊澤

もともと海外での仕事に興味があったとかではない?


Cさん

ないですね。海外で働くとか、全く考えていませんでした。


熊澤

ベトナムでの最初の仕事は営業でしたよね?未経験で?


Cさん

そうです、日系の不動産会社で。ホーチミンで研修した後、ハノイ担当になりました。

ただ、その会社の経営状態がおかしくなり、2年くらいで退社しました。


熊澤

その次の転職先は、ベトナムのビジネス情報誌を発行する会社でしたね。

どうやって見つけましたか?


Cさん

知り合いの紹介ですね。


熊澤

転職先でも営業の仕事を?


Cさん

そうです。広告営業ですが、雑誌の取材記者もやりました。


熊澤

ああ、そうでしたね。ハノイでイベントとか催事で何度か、カメラ持って取材されてるCさんに遭遇しましたね。


Cさん

そうでしたね(笑)

未経験から始めた割には、かなり面白い仕事だったと思います。


熊澤

あちらの会社さんは2年間、勤められましたよね。


Cさん

そうですね。

そろそろ40歳にさしかかろうという時だったんですが、今後のことを考えると待遇面の折り合いがつかなくなりはじめまして。話し合った結果、退職することとなりました。


熊澤

そうでした。その後、ベトナムで転職活動されてて、その際もご相談いただきました。

残念ながらと申しますか、その際はお力になれず、日本で転職されることになりましたね。


Cさん

はい。ホーチミン・ハノイとこだわらず活動していたのですが、語学力等もないので結局、いいところは見つかりませんでしたね。


熊澤

帰国直前、ホーチミンのデタム通りで一緒にビールを沢山飲んだのを覚えてます。。


日本に戻られた後は?


Cさん

日本ではまた車関係の仕事に戻って、レース車両の運搬の仕事をしていました。

この仕事、家に帰れるのが月3回くらいの激務で。

いわゆるブラックな仕事と言っていいと思います。


熊澤

それで、またベトナムに戻ってきたんですよね?

どういう心境でしたか?


Cさん

「絶対にベトナムがいい」とかでは全然なくて。

単純に、ベトナムには人脈があるから「じゃあ戻ろうか」という感じでしたね。


熊澤

ベトナムの就職先は、また知り合いの紹介で?


Cさん

いえ。ネットニュースでベトナムで面白いビジネスを展開している企業を見つけて、直接応募しました。今度は、日系IT企業でIoT製品のホーチミンでの法人営業でした。1年半位、勤めました。


色々大変なこともありましたが、営業活動としてはそれなりに順調だったと思います。

しかし、日本本社が他社に買収されることになり、ベトナム事業から撤退することになった為、退職することを決意しました。


結局、その後、買収した企業からお誘いを頂きましたが、新しいことにチャレンジしたい気持ちの方が強くなり、ベトナム国内で新しい仕事にチャレンジすることにしました。


熊澤

で、現職は日系超大手企業のグループ会社でのSales General Manager

こちらも知り合いの紹介で?


Cさん

そうですね。





「さかのぼって、今を見る」

熊澤

Cさんって、学歴無しで、語学力も無しですよね!?

なのに今、日系超大手のグループ企業でSales General Managerをやっていけている。

なかなか味わいのあるキャリアだと思いますよ。


やはり、これって、Cさんには学歴に勝る「軸」があるからだと思うんですね。

人に嫌われない愛嬌の良さだったり、物怖じしないとか、卑屈な所がないとか。

とてもバランス感覚がよい。


Cさんはどこにいても「〇〇会社のCさん」ではなく「Cさん」としてしっかりとポジションを取れているのかなと。その証拠に、次の仕事へとどんどんつながってきている。


F1レーサーってきっと、エンジニアとかスポンサーとか周囲の人に協力してもらえないと成立しないですよね。Cさんは若い頃からその世界にいたので、人に協力してもらうためのマネージメント力は自然に身についたのかなと感じます。


また、ご自身で経営を経験されてるので、経営者目線を持ってらっしゃるのは強みかと思います。


Cさん

ああ確かに言われてみたら、そうかもしれないですね。

人付き合いは割と苦にならないし。


熊澤

「営業職、嫌い」とか言わないですよね。


Cさん

営業職以外、出来ないですから(笑)

選んでられないですよね。


熊澤

皮肉ではなく、足元というか現実をよく見ていらっしゃる。

でも、しっかり言うべきことは言う、という印象が強いです。





「ベトナム、好きですか?」

熊澤

ベトナムについて、どう思っていますか?


Cさん

うーん。ベトナムへのこだわりは、特にないですね。

仕事が楽しければ、正直どこでもいいです。

ただ、現地採用だと給与が上がらないので、先の人生設計もできず、不安にはなりますね。


熊澤

ベトナムに来てスキルは上がりましたか?


Cさん

特に変わったとは思わないですけどね。

物事を多面的に見られるようになったのは、こっちに来てからかな。


自分を客観的に見れるようにもなった。


あと、ベトナムだと日本人というだけで管理職ができるようになるじゃないですか。

そういうマネジメントスキルはベトナムで働いたからこそ身についたものかなと。



「現地採用6年目の今後のキャリア」

熊澤

先程、給与面では人生設計ができずに不安になるとおっしゃっていましたが。

今後については?


Cさん

実は待遇面については交渉中で、上がらないとなると悩むところですね。

給料を取るか、生活のバランスを取るか。


あと、自分で作った会社じゃないので、どことなく満足できてない部分もあります。

一度経営を経験してるので、もう一度経営したいというモヤモヤしたものはありますね。


ハノイでF1開催もあるので、いつかはそれに何らかの形で絡むことができればなとも考えています。


Cさん、インタビューに応じていただき、誠にありがとうございました。

今後のCさんの更なるご活躍をお祈りしております。




Grasp!の転職支援サービスは、キャリア相談を重視しています。


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