• Ayako Kawata

2019年海外移住はベトナムが「ちょうどいい」理由 前半



日本での今の仕事や生活の閉塞感、海外移住への漠然とした憧れ、突然の海外赴任辞令。


様々な理由で、移住先としてのベトナム情報を求めている方がいらっしゃると思います。


今回は、そのような皆さまに向けて、ベトナム在住歴9年目のGrasp!創業者が語る、日本人にとっての海外移住先としてのベトナムの「ちょうどよさ」について、二回にわけてご紹介したいと思います。


前半の今回は、生活の場として見たベトナムのちょうどよさについてです。


ベトナム在住者が語る「住んでみるとベトナム、いいよね」について深掘りしてみたいと思います。


移住先の決断に悩まれている方、赴任先の理解など、お役に立てますと幸いです。






在住者は「ベトナム、いいよね」


現役のベトナム在住者同士でこの国を選んだ理由について話をしていると、積極的にベトナムを選んだ方はどちらかと言えば少数派の印象があります。


最初のきっかけは、「これがあるからベトナム」という積極的理由よりは、消去法で各国を検討した結果残ったのがベトナムだった方が多いです。


ただ、そのまま話を続けていると、「でも住んでみると、ベトナムっていいよね」という肯定的な意見が多いのです。実際に生活をしてみると、生活のしやすさや心地よさがあるという事でしょう。


この日本人が感じる「生活のしやすさ」や「心地よさ」について「ちょうどよさ」という観点で見ていきたいと思います。




類似性


ベトナムがあるインドシナ半島は歴史的に西のインドの文化と北の中国の文化が出会う場所です。この半島と周辺の島を含めた東南アジアに対して、われわれ日本人はざっくりとした「アジアン・テイスト」なイメージを持っていますが、国によってインド色と中国色の度合いに差があります。


例えば、タイやインドネシア等はインド色が強いと言われています。


他方で、ベトナムは、中国色の強い国にあたります。見方によっては東アジア文化圏に含まれることもあります。


人種的にも、他の東南アジア諸国と比べても、日本人が目立つということもなくと風景に馴染むというか。


つまり、日本人にとってのベトナムは、諸外国や他の東南アジア諸国に比べて、生活していて「強烈な外国」を感じることが少ない「ちょうどよさ」があると言えます。




親日


「ベトナムは親日国」「ベトナム人は親日家が多い」とよく言われます。


こちらで生活していると、実際にそれは確かだなと感じます。


文化的に日本と近い東アジアでは、逆に反日的な感情の可能性に身構える部分があるかと思いますが、ここベトナムでは日本人に対する好意的な感覚に身をおいていられます。


外国人全般に対しても、特にホーチミンのベトナム人は妙な壁を作る様なことがなく、興味を持って受け入れている感じがします。


移住先を決めるにあたっては、その土地で日本人や外国人がどの様な扱いを受けているかは、重要な要素になるかと思いますが、この点ベトナムは、好意的であり、不快な目に遭うことは少ないでしょう。




安全性


ただ、軽犯罪に対しては注意が必要です。外国人は、スリやひったくりなどの対象になりやすく、カバンや持ち方を工夫するなど対策が必要になります。


また、交通事情についてもルールが守られていない事が非常に多いので、特に日本の規律だった交通事情に慣れ親しんでいる人は、交通事故に合わないための注意も十分に必要になります。


そうは言っても、ベトナムは全体的な安全性においては「ちょうどいい」国と言えます。


ベトナムの治安については、ベトナム共産党による一党支配体制は、国の情勢にとっては安定をもたらす方向に働いていると言えます。政治的な大混乱と隣り合わせで生活するような事はありません。


またテロに関しても、周辺のインドネシアやマレーシアやフィリピンではテロの報告が出ることがありましたが、ベトナムでは出ていません。「恐ろしくてとても外は歩けない」と感じるような殺伐とした空気は全くありません。


移住先の選択にあたっては、その国の全体的な安全性は非常に重要なポイントです。

その点についてもベトナムは、日常的に過剰な心配なく暮らしていける「ちょうどよさ」があります。



生活コスト


「ベトナムは物価が安い」とよく言われています。


この点については、地元の人が行くのと同じ場所に行く限りにおいては、その通りです。ストリートフードや地元のスーパーを使うのであれば、日常のコストは低く抑えることができます。オフィス近所の麺屋さんでランチを済ませるのであれば、一食200円もあれば十分です。


最近は、地場の個人経営の日本食レストランも多く存在しており、そこそこの値段でそこそこの和食も気軽に食べられます。


逆に、日系レストランチェーンや在住日本人経営の日本食レストランに行けば、割高ですがおいしい和食が食べられます。


また、日系や外資系のコンビニやモールで日本と同じモノを求めると、逆に日本に比べて割高感を感じることになります。外資系モールに入っている日系の百均では、一点「100円」ではなく「200円」なので買い物には慎重になります。


そうはいっても、生活コスト全体で考えると、非常に低く抑えることができます。


例えば服。ホーチミンに住めば、一年を通して気温の変化が少ないので、季節ごとに別の服が必要になることもなく、服にかかる費用が抑えられます。


またそもそも、購買意欲を掻き立てられるような品質のモノ自体に出会う事が少ないため、モノに出費するタイミングが少ないという意味でも、生活コストは低くなります。


「何を買っても、いちいち高い」という状況は非常にストレスフルだと思います。


この点でもベトナムは、安い生活の場も高い生活の場も両方存在しており選択できるというのは、生活をしていて「ちょうどよさ」として感じられると思います。



まとめ


移住先としてして見るべトナムには、日本人を「強烈に突き放す」要素がありません。


同時に「強烈に惹きつける」何かがあるという訳でもありません。


この国にあるのは、日本人にとって違和感少なく生活していける「ちょうどよさ」だと思います。


いかがでしたか?


今回は、日本人にとって移住先としてベトナムがちょうどいい点についてご紹介しました。


後半の次回は、「ベトナムにはあって日本にはないもの」についてご紹介していきます。



移住先が決まったら、次は仕事探し。

ベトナムでのお仕事探しはGrasp!にご相談ください。




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