• Ayu Obara

ベトナム転職のその後インタビュー

最終更新: 2019年8月28日

第6回ベトナム歴4年、51歳男性


ひび やすまさ さん・前編


Grasp!代表・熊澤が、過去にベトナムでのキャリア・転職をサポートした日本人の方にインタビューを行います。

ベトナムでの移住・転職後の予想外な変化、今の心境、今後のキャリアなどなど、ベトナム転職のリアル、お伝えします。





ひびさんのキーワード

「大義」「柔軟性」「自分ブランド」


「大手企業のサラリーマンから都議会選挙への立候補」

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熊澤:

初めてお会いしたのは2015年にハノイの共通の友人を通じてお会いした時でしたね。

当時、ひびさんは駐在員としてモバイルゲーム会社さんにいたんでしたね。

初めてお会いした時は、ゲーム会社の方なのでゲーム好きなのかと思ったらゲーム自体には興味が無く、ゲームビジネスに興味がある、と仰っていたことが非常に印象に残っています。


では、現在ベトナムでフリーランスとしてキャリアを積まれるまでのご経歴を教えてください。


ひびさん:

大学卒業後は大手注文住宅メーカーで法務関係の仕事をしました。その後、大手ゲーム会社で16年、法務部、経営企画部、オンライン系事業を担当し、75名の事業会社の責任者も務めました。


熊澤:

ゲーム会社さんで16年働いていた中、退職して東京都議会選挙に出馬したんでしたよね?

大手企業でかなり出世されていたのに、退職して選挙に出馬するとは、大きな挑戦ですし勇気がいることですよね。

なかなか出来ることでは無いと思いますが、出馬した理由や目的を教えてください。


ひびさん:

ゲーム会社では長く働いて昇進もしました。

当時東日本大震災があったり、政権交代で自民党が野党になったり、日本の世の中が混乱していました。それが自分のサラリーマン人生でひと段落したころと重なっていたんです。


当時私の子供たちは、中高生くらいだったのですが、日本や子供の将来を考えると、今の延長の社会ではダメだ、政治から変えなければ!と思い、会社を退職して都議会選挙に立候補したんです。


熊澤:

それまでにも政治活動にご関心はあったんですか?


ひびさん:

それまでは衆議院選挙候補者のボランティアを2年くらいしていました。

当時、「みんなの党」の政治塾に参加していたましたが、そこにはビジネスマンが多く参加していて、その中から地方議員や衆議院議員に挑戦する人もいました。



↑選挙活動中のひびさん(左)

熊澤:

選挙の結果は?


ひびさん:

選挙には落選することも出来なかったんです。

と言うのも、選挙期間直前に政党の大人の事情で断念せざるを得なかったのです。


当時、同じ選挙区に複数候補者が立っていたんです。

アベノミクスの影響で自民党の支持率が上がり、野党の支持率がかなり下がっていました。その中で"このままでは二人は通らない”、との政党の判断で、事前の相談も無しに…

選挙を諦めざるを得ませんでした。

既に会社も辞めていて、突然の無職。その時45歳でした。



↑選挙活動中のひびさん


「45歳、無職からの転職活動」

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熊澤

人生を掛けて選挙に挑んでいた中、相談なしにそれはちょっと残酷ですね・・・。

その後の転職活動はいかがでしたか?


ひびさん:

大企業で長年勤務し、出世もしていたので自信もあったのですが、ゲーム業界では、若い社員の活躍を期待しますので、45歳での転職は厳しかったですね。

年齢的には、事業部長クラス、小さめの会社の取締役ですが、そうなるとポストが少ないわけです。

3ヶ月くらい、毎日就活をしていましたがなかなか決まりませんでした。

子供たちは二人とも私学に通っていましたし、学費の工面が大変でした。


そんな中、急成長中のモバイルゲームの会社で、部長職の募集がありまして、なんとか再就職することができました。今でもとても感謝しています。


モバイルゲーム会社は、ベトナムに子会社を持っており社員数が80人を超えるほどとなっていましたので、その後、ベトナム子会社の駐在員として赴任しました。


熊澤:

当時からベトナムや海外を視野に入れていたんですか?


ひびさん:

いえ、当時は海外勤務は考えてなかったですね。


熊澤:

ベトナムに来てどのように感じましたか?


ひびさん:

2014年くらいから出張ベースでハノイに来てたんですが、東京と雰囲気が全然違い、面白いと思いました。駐在が決まってから段々と気持ちが前向きになりました。

ベトナムの未成熟ぶり、成長可能性が魅力的に見えましたね。


「憂慮する状況へのけじめ、そして新しい選択肢」

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熊澤:

大企業を退職してまでして都議会選挙に立候補されたのに残念な結果となりましたが、憂慮していた日本や子供の将来に対する気持ちにはどのようにケジメを付けたんですか?


ひびさん:

一部の政治政党は、都度都度、看板を掛け替えたり、政策を変更したり、自身の存続を優先させるために、多大なエネルギーを使っています。本来は、国民や地域の方々に貢献すべき存在なのですが。

政党所属の議員として生き残るためには、資金力、知名度など、政策や貢献心以外の部分でパワーが必要で、さらに政党の力学を読みながら、うまく泳いでいかなければならないのです。


政策や貢献心をストレートにぶつけて行きたいと思う自分には向いてないと悟りましたね。政治家には向いていないですね(笑)。


熊澤:

そういう経験があったからこそ、新しいベトナムの可能性に見出され、ひびさんのまっすぐな所が活かされているんですね。


ひびさん:

政治活動を行わなくても、民間企業や新しいサービスなどで人の暮らしや世の中を変えられるものがある、そこで自分の理念や社会改善に繋がる仕事をしていければいいのでは、と思いました。選挙に出る前と後でだいぶそこの考え方が変わりましたね。


ベトナムの未成熟ぶり、成長可能性、親日ぶりを見て、日本とベトナムの親和性がとても高いと感じました。上手に交流して良い物を持ち合えばWin-Winの関係を築ける。意義がある、大義があると思いました。


<後編へ続く>

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